角形冷却塔（クーリングタワー）整備点検表のひな形エクセルテンプレートダウンロード

角形冷却塔（クーリングタワー)の整備点検表

冷却塔（クーリングタワー）の安定稼働には、定期的な点検が必要不可欠です。日々の点検により、トラブルの前兆を察知し、予知保全に繋がります。また、冷却塔で使用される冷却水の水質管理を怠ると、スケール、腐食、スライムなどの問題が生じます。適切な日常点検を行うことで、設備トラブルを防ぐことができます。

• 電動機：電流値が定格電流以下で運転しているかを確認します。定格電流値超えている場合、過負荷による電動機の焼損する可能性があります。ベアリングからの異常音がある場合は、整備または交換が必要となります。
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• 送風機：羽根車やケーシングに亀裂等がないか目視で確認します。軸受が摩耗している場合、振動が起こるため、整備またはベアリングの交換が必要となります。
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• 上部散水槽：上部散水槽からのオーバーフローや散水穴が目詰まりしていないか目視で確認します。散水不良が起きると冷却水が冷えなくなるため、定期的な清掃が必要です。
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• 下部水槽：汚泥やスラッジが堆積していないかを確認します。堆積物があると循環ポンプのストレーナーが詰まる可能性があります。汚れがたまった場合は、定期的に清掃する必要があります。
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• 充填材：充填材は冷却水を冷やすために重要です。スケールや大気からの塵や埃が付着すると、充填材の通気が悪くなります。通気が悪いと冷却水が効率的に冷えなくなるため、定期的な清掃や交換が必要となりす。
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• 散水ポンプ（密閉式）：散水ポンプが正常に運転しているかを確認します。散水ポンプの電動機が定格電流値を超えている場合、焼損する可能性があります。ベアリングからの異常音がある場合は、整備または交換が必要となります。
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• 銅コイル（密閉式）：銅コイルが腐食による水漏れやスケール付着がないか目視で確認します。水漏れは、内部の冷却水の水量低下につながる可能性があります。スケールや藻が付着すると熱効率の低下につながるため、定期的な清掃や水質管理が必要となります。
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• マニホールド（密閉式）：マニホールドが腐食による水漏れがないか目視で確認します。水漏れは、内部の冷却水の水量低下につながる可能性があります。腐食している場合は、交換が必要となります。

角形冷却塔 整備点検表のひな形エクセルテンプレート

このエクセルテンプレートは、角形冷却塔（クーリングタワー）の定期整備点検に使用できるひな形です。角形冷却塔および設備トラブルを防ぐために、この点検表をご活用ください。

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