夏場の冷却塔清掃の危険性と適した時期
こんにちは、冷却塔トラブル改善プロ、株式会社セールスエンジの杉山です。今回は、「夏場における冷却塔(クーリングタワー)清掃の危険性」についてお話しします。この記事を読むことで、なぜ夏場の清掃がリスクを伴うのか、そしてどのような対策が有効なのかが分かります。冷却塔の安定稼働を保つための大切なポイントをお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。
夏の暑さと湿度が与える影響
7月から9月の過酷な作業環境
夏の暑さと湿度がどれほど過酷な影響を与えるかをご存知でしょうか。特に7月から9月は、気温と湿度が高く、冷却塔の清掃作業が非常に困難になります。体力的にも厳しいこの時期に清掃を行うと、作業員の熱中症による健康リスクが増加します。当社では、これらのリスクを避けるために、夏場の清掃作業を控えています。
作業中断のリスクと顧客への影響
夏場に清掃を行うと、熱中症などにより途中で作業を中断せざるを得ない状況が発生しやすくなります。これは、冷却塔の停止時間が長引き、結果としてお客様に迷惑をかける可能性が高くなります。そこで、私たちは春先の4月~6月に集中して冷却塔の清掃を行い、夏場には冷却塔が万全の状態で冷却能力を発揮するようにしています。
効果的な清掃のタイミング
春先に行う計画的な清掃
当社では、冷却塔の清掃を涼しい時期や春先に計画的に行うことを推奨しています。これにより、夏場の高温多湿な環境での清掃作業を避けることができ、作業効率と安全性を高めることができます。もし夏場に冷却塔が冷えずに困っている場合は、特定の部分を清掃して解消することがありますが、全体の清掃は行いません。
涼しい時期に再度清掃を行うことの重要性
計画的な清掃を行うことで、真夏に清掃を行わなくて済むようになります。また、冷却塔清掃を計画する際には、ぜひ涼しい時期や春先に行うことをおすすめします。
動画で解説
YouTubeの動画では、夏場における冷却塔清掃の危険性とその対策について詳しく解説しています。ぜひご視聴ください。
まとめ
夏場の冷却塔清掃は、暑さと湿度の影響で非常に過酷な作業となります。作業中断のリスクや顧客への影響を考慮し、私たち株式会社セールスエンジでは、春先に計画的に清掃を行う方法を取っています。冷却塔の安定稼働を保つためにも、涼しい時期に清掃を行うことを強くおすすめします。
ご一読くださりありがとうございました。