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冷却塔(クーリングタワー)ボールタップのトラブルとは?

冷却塔(クーリングタワー)ボールタップのトラブルについて詳しく解説します。

冷却塔の運用において、ボールタップが重要な役割を果たしていますが、その適切な管理がトラブルを回避する鍵となります。以下に、ボールタップに関するトラブルの詳細とその解決策をご紹介します。

ボールタップのトラブルとは?

1.摩耗による問題

  • 冷却塔の水面が揺れることで、ボールタップが摩耗しやすくなります。
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  • 摩耗が進むと、ボールタップの動作が不安定になり、キャビテーションを起こすことがあります。

2.連続的な給水の問題

  • ボールタップが正しく機能しなくなると、連続して水を給水することがあります。
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  • これにより、設備の冷却効率が低下し、さらに水道代が増加する恐れがあります。

対策として推奨される点検と交換

1.定期的な点検

  • ボールタップの動作状況を定期的に点検し、摩耗や動作の不具合がないかを確認します。
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  • 水面の揺れが原因である場合は、水面の安定化策を検討することが重要です。

2.適切な交換タイミング

  • ボールタップが摩耗してきた場合は、早めに交換することが推奨されます。
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  • 新しいボールタップに交換することで、設備の安定性と効率を保つことができます。

まとめ

冷却塔(クーリングタワー)のボールタップは、水の給水を制御する重要な部品です。定期的な点検と適切な交換を行うことで、トラブルの発生を防ぎ、設備の安定稼働を確保することができます。適切なメンテナンスを行い、長期的なコスト削減と安全性向上を目指しましょう。

記事を書いた人

杉山 哲也

株式会社セールスエンジ 代表取締役社長

杉山 哲也

「お客様の『困った』を解決し、日本の製造業を支える!」をモットーに、冷却塔の水質管理やメンテナンスをしています。
このブログでは、冷却塔や水処理に役立つ情報を発信中!
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対応地域:九州北部エリア(福岡・熊本・佐賀・長崎・大分)

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