冷却塔(クーリングタワー)の薬注装置「流量比例制御」
薬注ポンプの制御方法
冷却塔(クーリングタワー)に水処理薬剤を薬注ポンプで添加する方法として、流量比例方式についてご説明いたします。
流量比例方式
流量比例注入式は、補給水の量をパルス発信式流量計で計測し、そのパルス信号で薬注ポンプを作動させる注入方法です。この方法では、補給水が追加された分だけ薬剤が注入されるため、薬品のムダが抑えられ、冷却水中の薬剤濃度も一定に保たれます。
流量比例制御方式は、タイマー方式に比べて無駄な薬剤の使用を減らすことができるため、コスト削減に寄与します。この方法は、特に規模の大きな冷却塔を使用しているユーザーにおすすめです。
このように、流量比例注入式を採用することで、効率的な水処理とコスト削減を実現することができます。
動画で詳しく解説
YouTubeの動画で、流量比例制御について詳しく解説していますので、ぜひご視聴ください。