株式会社セールスエンジ

「設備の未来(あした)をささえる」
冷却塔トラブル改善プロ

冷却塔(クーリングタワー)の薬注装置「流量比例制御」

薬注ポンプの制御方法

冷却塔(クーリングタワー)に水処理薬剤を薬注ポンプで添加する方法として、流量比例方式についてご説明いたします。

流量比例方式

流量比例注入式は、補給水の量をパルス発信式流量計で計測し、そのパルス信号で薬注ポンプを作動させる注入方法です。この方法では、補給水が追加された分だけ薬剤が注入されるため、薬品のムダが抑えられ、冷却水中の薬剤濃度も一定に保たれます。

流量比例制御方式は、タイマー方式に比べて無駄な薬剤の使用を減らすことができるため、コスト削減に寄与します。この方法は、特に規模の大きな冷却塔を使用しているユーザーにおすすめです。

このように、流量比例注入式を採用することで、効率的な水処理とコスト削減を実現することができます。

動画で詳しく解説

YouTubeの動画で、流量比例制御について詳しく解説していますので、ぜひご視聴ください。

記事を書いた人

杉山 哲也

株式会社セールスエンジ 代表取締役社長

杉山 哲也

「お客様の『困った』を解決し、日本製造業の生産性向上に貢献する」を理念に、冷却塔の水質管理やメンテナンスで工場の安定稼働を支える専門家。ブログでは、冷却塔や水処理に関する役立つ情報を発信しています。
冷却塔のトラブルでお困りでしたら、お気軽にご相談ください。

公式SNS