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冷却塔(クーリングタワー)の薬注装置「タイマー制御(インターバル制御)」

薬注ポンプの制御方法

冷却塔(クーリングタワー)に水処理薬剤を薬注ポンプで添加する方法として、タイマー方式(インターバル制御)についてご説明いたします。

タイマー方式

タイマー方式では、時間を設定し、決まった時間に薬剤が入るようにします。例えば、1時間ごとに1分間だけ薬注ポンプが動作するように設定し、薬剤を注入します。この方法では、薬剤が入ったときに濃度が高くなり、その後、水の入れ替わりなどで徐々に濃度が低下していきます。

また、夏と冬では水の蒸発量が異なるため、季節によってタイマーの設定を変更する必要があります。これにより、季節ごとの水処理の最適化が可能になります。

薬注ポンプの動作は、以下のタイムチャートになります。薬注ポンプが1分間作動し、その後30分間停止します。この動作を繰り返します。

動画で詳しく解説

YouTubeの動画で、タイマー制御について詳しく解説していますので、ぜひご視聴ください。