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梅雨時の冷却塔管理方法:雨天時の水質管理を解説

こんにちは、冷却塔トラブル改善プロ、株式会社セールスエンジの杉山です。今回は、梅雨や大雨の時期における冷却塔(クーリングタワー)の水質管理対策についてお話しします。雨が続くと、冷却塔内に大量の水が入ることで、電気伝導率の低下やそれに伴うトラブルが発生しやすくなります。これを防ぐための具体的な対策について、詳しく解説していきます。

梅雨や大雨が冷却塔に及ぼす影響

大量の水が引き起こす問題

梅雨や大雨が続くと、冷却塔内に大量の雨水が入り込みます。これが電気伝導率の低下を招きます。電気伝導率が低下すると、冷却水中の薬剤濃度も低下し、スケールの発生や腐食、スライム(雑菌の繁殖)といった問題が起こりやすくなります。特に大雨の後は、電気伝導率の急激な低下が見られます。この状態を放置すると、冷却塔内の環境が悪化し、正常な運転が困難になります。

手動での薬剤追加投入の重要性

電気伝導率の低下に伴い、冷却水中の薬剤濃度が低下することを防ぐためには、手動での薬剤追加投入が推奨されます。薬注ポンプで自動投入すると、規定の濃度まで上昇するには時間がかかるため、手動で薬剤を投入することで迅速に対応することが可能です。

具体的な対策として、カップなどで薬剤を冷却塔に直接投入する方法があります。これにより、薬剤濃度を迅速に元の状態に戻し、冷却塔の正常な運転を保つことができます。手動での薬剤投入は、一時的に薬剤濃度を急速に上昇させる効果があります。

動画で解説

YouTubeの動画では、手動での薬剤追加投入による冷却塔の迅速な対策について詳しく解説しています。ぜひご視聴ください。

まとめ

梅雨や大雨の時期における冷却塔の水質管理は、電気伝導率の低下を防ぎ、薬剤濃度を適切に保つことが重要です。手動での薬剤追加投入による迅速な対応が、冷却塔の正常な運転を維持する鍵となります。冷却塔の管理を徹底し、トラブルを未然に防ぎましょう。

ご一読くださりありがとうございました。