水処理薬剤のバッチ投入とは
こんにちは、冷却塔トラブル改善プロ、株式会社セールスエンジの杉山です。今回は、冷却塔の水処理において効果的な「水処理薬剤のバッチ投入」について詳しくご説明いたします。この方法は、レジオネラ菌の除去や冷却水の改善に特に効果的です。
水処理薬剤のバッチ投入とは?
バッチ投入の基本概念
バッチ投入とは、薬剤を一度に大量に投入する方法です。通常、薬剤は注入ポンプを使って定期的に投入しますが、バッチ投入は急な菌の発生や薬剤濃度の急激な低下時に効果的です。この方法により、冷却水に薬剤を一気に広げることができ、菌の除去効果を高めることができます。
バッチ投入の具体的手法
具体的な手法として、カップで冷却水に規定量の薬剤を一気に投入する方法が紹介されています。この方法は、連続的に薬剤を投入するよりもコストを抑えつつ、高い効果を得られるため、効率的なレジオネラ菌対策として有効です。
バッチ投入が必要なシチュエーション
冷却塔の清掃後
冷却塔の清掃後には、薬剤の効果が薄れることがあります。このような場合にもバッチ投入が有効で、一時的に薬剤の濃度を高めることで水質を改善します。
大雨の後
大雨の後には、冷却水が入れ替わり薬剤濃度が低下することがあります。このような状況でもバッチ投入を行うことで、水質を迅速に改善することが可能です。
動画で解説
YouTubeの動画では、冷却塔のバッチ投入について詳しく解説しています。ぜひご視聴ください。
まとめ
バッチ投入は、レジオネラ菌の急激な発生や薬剤濃度の低下時に効果的な方法です。冷却塔の清掃後や大雨の後など、水質の改善が急務となる場面で特に有効です。梅雨の時期や大雨の後には、ぜひバッチ投入を試してみてください。冷却塔の水質を高めることで、設備の安定稼働を維持することができます。
ご一読くださりありがとうございました。