自動ブロー弁の仕組みを解説!冷却塔の水質管理の重要性
こんにちは、冷却塔トラブル改善プロ、株式会社セールスエンジの杉山です。今回は、冷却塔の水質管理に欠かせない自動ブロー弁の仕組みとその重要性についてお話しします。自動ブロー弁がどのようにして水質を保ち、トラブルを防ぐのか、詳しくご説明しますので、ぜひ最後までお読みください。
自動ブロー弁の仕組みとは?
自動ブロー弁の動作原理
自動ブロー弁は電気伝導率(導電率)を基準にして動作します。このブロー弁は、以下のようにして水質を一定範囲内に保ちます。
- 導電率が上限値に達すると開く → 水が補給されます。
- 導電率が下限値に達すると閉じる → 水の補給が止まります。
このサイクルを繰り返すことで、水質が適切に管理されます。
自動ブロー弁の詳細な動作
通常、自動ブロー弁は閉じた状態で動作しています。導電率が上昇して上限値に達するとブロー弁が開き、水が補給されます。補給された水により導電率が下がり、下限値に達すると再びブロー弁が閉じます。
誤解されがちな点
自動ブロー弁が開いているタイミングを偶然見かけると、ずっと開きっぱなしだと誤解されることがあります。しかし、実際には導電率の数値を監視しながら自動的に開閉を繰り返しています。このようにして、水質を常に適正な範囲内に保つことができるのです。
水質管理の重要性
自動ブロー装置の役割
自動ブロー装置は、冷却塔の水の濃縮を抑えるために非常に重要です。正しく管理することで、スケール障害などのトラブルを防ぐことができます。冷却塔の効率的な運用には、水質管理が欠かせません。
動画で解説
YouTubeの動画では、自動ブロー弁の仕組みと水質管理の重要性について詳しく解説しています。ぜひご視聴ください。
まとめ
自動ブロー弁は、水質を適切に管理するための重要な装置です。その正しい理解と管理が、冷却塔のトラブル防止に繋がります。適切な水質管理を行うことで、冷却塔の効率を最大限に引き出すことができます。
ご一読くださりありがとうございました。