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冷却塔(クーリングタワー)に及ぼす排気ガスの影響

排気ガスが冷却塔(クーリングタワー)に取り込まれると、スライムの発生や腐食などさまざまな問題が引き起こされます。食品工場の匂いや有機溶剤が冷却塔(クーリングタワー)に入り込むことで、水中のバクテリアやスライムが増殖し、設備トラブルを引き起こす可能性があります。また、化学工場の排気ガスが冷却塔に入ると冷却水が酸性化し、設備の腐食が進行します。アンモニア系ガスも冷却塔(クーリングタワー)の材質に影響を与えることがあります。

よくあるご質問

冷却塔への排気ガスの影響とは何か?

冷却塔への排気ガスの影響は、以下の点に関して述べられています。

  1. スライムの障害:排気ガスが冷却塔に吸引され、水中のバクテリアスライムの増殖を促すことがあり、設備トラブルを引き起こす可能性があります。
  2. 腐食の障害:特定の排気ガスが冷却塔内の冷却水を酸性化させ、設備の腐食を引き起こす可能性があります。
  3. アルカリ性ガスの影響:アンモニア系のガスが冷却塔に入ると、冷却設備内の材質に影響を与え、腐食を引き起こす可能性があります。

排気ガスの影響は 、 冷却塔とその周辺設備に様々なトラブルを引き起こす可能性があることを示唆しています。

食品工場の冷却塔におけるスライムの障害はどのように起こるのか?

食品工場の冷却塔におけるスライムの障害は、工場からの排気ガスが冷却塔に吸引され、その中の水にバクテリアスライムが増殖してトラブルを引き起こすことから起こります。

工場の燃焼系排気ガスが冷却水にどのような影響を及ぼすのか?

工場の燃焼系排気ガスが冷却水に影響を及ぼすと、冷却水が酸性化し、設備の腐食が増加することがあります。

アンモニア系ガスが冷却塔に入ると、どのような問題が発生する可能性があるのか?

アンモニア系ガスが冷却塔に入ると、冷却設備内の銅材質に影響を与え、腐食の問題が発生する可能性があります。

動画について

冷却塔(クーリングタワー)への排気ガスの影響について詳しく解説しています。YouTubeをご視聴ください。

当社では、冷却塔の腐食のトラブルについて、改善のご提案を行っています。防食剤の効果を検証するため、薬注装置のテスト機もご用意しております。テスト機で得た水質データをもとに、社内検討いただくことも可能です。冷却塔(クーリングタワー)のトラブル改善については、「冷却塔トラブル改善プロ」まで、お気軽にお問い合わせください。

記事を書いた人

杉山 哲也

株式会社セールスエンジ 代表取締役社長

杉山 哲也

「お客様の『困った』を解決し、日本製造業の生産性向上に貢献する」を理念に、冷却塔の水質管理やメンテナンスで工場の安定稼働を支える専門家。ブログでは、冷却塔や水処理に関する役立つ情報を発信しています。
冷却塔のトラブルでお困りでしたら、お気軽にご相談ください。

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