株式会社セールスエンジ

「設備の未来(あした)をささえる」
冷却塔トラブル改善プロ

冷却塔の節水術:コスト削減とリスク管理を両立する方法

冷却塔(クーリングタワー)は大量の水を使用し、その水が蒸発して気化熱によって冷やしています。工場での水の使用の大部分が冷却塔に関連しているため、効率的な節水対策が重要です。冷却塔では水を蒸発させることで冷却水の温度を下げ、設備を適切な温度に保っています。このプロセスは必要ですが、水の使用を抑えることでコスト削減が可能になります。冷却装置における水のコスト削減は、水道水の高い使用コストを抑え、経済的に効率的な運用を実現します。

節水方法

節水のためには、以下の対策が必要です。

  • 蒸発を最小限に抑える:風量や温度管理を最適化し、水の蒸発を減らします。
    .
  • 冷却水の濃縮を行う:冷却水を濃縮することで、同じ量の水でより多くの冷却効果を得ることができます。これにより、新たな水の補給量を減らすことができます。

この濃縮プロセスにより、水の使用量を効果的に減らし、さらにコスト削減を実現することができます。これによりコスト削減と設備の効率的な運用が可能となり、水の使用を最適化しながらリスク管理を行うことが求められます。

動画で解説

YouTubeの動画で、冷却塔の節水について詳しく解説しています。ぜひご視聴ください。

記事を書いた人

杉山 哲也

株式会社セールスエンジ 代表取締役社長

杉山 哲也

「お客様の『困った』を解決し、日本製造業の生産性向上に貢献する」を理念に、冷却塔の水質管理やメンテナンスで工場の安定稼働を支える専門家。ブログでは、冷却塔や水処理に関する役立つ情報を発信しています。
冷却塔のトラブルでお困りでしたら、お気軽にご相談ください。

公式SNS